■多くの経営者が、思い込んでいる。諦める必要はないのに、「諦めるしかない」と。

「久保さんに出会っていなければ、もう打つ手がなくて、倒産を覚悟していました」これまでご支援してきた経営者の皆様から、多くの感謝の言葉をいただいてきました。中には「銀行融資が下りなかったら、死のうと思っていました」という方も。それを聞いた時は、嬉しいというより、命をお助けできてホッとし、また、「もしもお会いできていなかったら……」と思うとゾッとしました。そして、考えました。世の中には、私が出会っていないたくさんの経営者の方が、打つ手がないと頭を抱え、倒産という苦渋の選択をしているかもしれない。最悪の場合は、絶望して命まで落としているかもしれないのだ、と。実際に、資金難で倒産した企業の経営者と出会い、「もっと早く出会っていれば、倒産しなくてすんだかもしれませんね……」と、お互いに悔し涙を流したこともあります。

私はこれまでの経験上、はっきりと断言します。「打つ手がない」「倒産するしかない」経営者の方が下すその判断は多くの場合、思い込みである、と。なぜなら、「何度頼んでも銀行融資を断わられた。もう諦めた。」という企業に私がコンサルに入り、私の知識を活かしてごく当たり前の対処を行っただけで、スムーズに銀行融資が下りた例は多々あるのです。一度のアドバイスで経営者の方ご自身が、何をすべきかに気づき、自ら対応されて危機を脱した例も少なくありません。崖っぷちよりずっと手前にいるのに、崖っぷちギリギリにいると錯覚している経営者が、本当に多いのです。非常にもったいないことです。

■財務のプロとして、経営者に伴走し続ける。プロの助力が不要になる時まで。

しかし、錯覚してしまうのも無理はありません。日本の経営者には、資金調達や融資条件を良くする方法など、財務周りの知識・ノウハウをしっかりと学べる土壌がほぼないのですから。私はこの現状を変えたい。そのために、一人でも多くの経営者と出会い、ご相談に乗っていきたいと考えています。現在の窮状からお助けするだけで済ませるつもりはありません。私の知識・ノウハウを伝授し、いずれは私のようなプロの支援なくとも自走していける「財務リテラシーの高い経営者」になれるよう、成長を後押ししていきたいのです。

日本に、財務リテラシーの高い経営者が少しずつでも増えていき、彼らが同業の経営者仲間などにも自らの知識・ノウハウをシェアしていけば、いつかきっと日本に財務リテラシーの高い経営者が自然に育つ土壌が出来上がるでしょう。それが私の思い描く未来です。

その未来を実現するために、まずいまは、年間100人の経営者のご相談に乗ることを目標にしています。あなたの抱えているご相談事も、よろしければ聞かせていただけませんか？
ご連絡をお待ちしています。

2023年5月

Y2コンサルティング
代表　久保 周平